宮崎ゼミ(3年生)はオーガニックコスメをテーマとした研究成果を発表しました。
2018年10月13日(土)、宮崎ゼミ(3年生)は、中外製薬株式会社浮間事業所会議室にて開催された日本経営倫理学会主催の第8回CSR構想インターゼミナールに参加し、「オーガニックコスメの現状と普及策」をテーマとする研究成果を発表しました。
この研究は、SDGsの目標のうち『3:すべての人に健康と福祉を』と『12:持続可能な消費と生産のパターンを確保する』に着目したもの。化粧品は肌の健康に直結します。その原料である石油は限られた資源であり、持続可能ではないため、石油以外の原料への転換が必要となります。そこで、植物を原料とし農薬や化学肥料を使用しないオーガニックコスメについて文献調査・アンケート調査・工場見学・店舗調査などを行い、その現状と普及のためのビジネスモデルを提案しました。発表後は会場から多くの質問があり、活発な意見交換ができました。
今回は、本学のほかお茶の水女子大学、東北大学、慶應義塾大学、関西大学など計7大学が参加しました。 |
|
|
|
「持続可能性経営」基礎セミナーで講演しました
2018年10月1日、13時から17時まで、日本能率協会主催のセミナーで講演しました。概要は以下の通りです。
1.持続可能性経営とは
2.企業のESGと長期的価値創造
3.バリュ―チェーンと経営
4.ESGと財務パフォーマンスとの関係
5.企業事例と研究成果
6.おわりに
参加者からは様々な意見が出されて有益な意見交換ができました。 |
オーガニックコスメとは何か
宮崎ゼミでは、6月14日(木)に日本オーガニックコスメ協会の水上洋子会長をお招きし、天然物100%のオーガニックコスメ(化粧品)とは何か、その効用や認定基準などについての講演を聞きました。
また、天然物100%のオーガニックコスメを生産している有限会社アルテの関恵さん、株式会社松田養蚕場の松田道夫さんから、それぞれの会社での興味深い取り組みについてお話を伺いました。
天然の植物や昆虫(蚕)が持っている素晴らしい機能を利用したオーガニックコスメのお話は、まさに驚きの連続でした。 |
|
|
|
明治学院大学で講義しました
6月1日(金)、明治学院大学で開催された「CSR講座」にて、「生物多様性がなぜ経営課題なのか」というテーマで講義しました。講義には社会人と学生が多数参加しており、終了後には多数の質問が寄せられました。 |
環境経営学会2018年度研究報告大会で研究成果を発表しました
5月26日(土)跡見学園女子大学文京キャンパスにて開催された環境経営学会2018年度研究報告大会ではサプライチェーンマネジメント研究会企画シンポジウムに参加し、研究成果を発表しました。
発表テーマは、「サプライチェーンにおける気候変動リスク ~化石燃料資源は座礁資産となるのか?~」です。
本研究の目的は、化石資源を採掘又は利用する企業を対象に、その気候変動リスクの開示の有無と気候変動に対する戦略の現状を明らかにした上で、企業及び政府がパリ協定の目標を達成する戦略を採用するかどうかについて、明らかにすることです。
本研究の結論は、世界がパリ協定の目的を達成するためには、企業の自主的努力では困難であり、各国が炭素価格を導入する必要があること、また、途上国が参加するためには先進国が途上国に対し資金援助することが有効であること、ある国がパリ協定から離脱することは当該国の企業にとっては利益があるが、当該国・世界にとって被害が生じることから望ましくないとの結論となった。
本研究の詳細は、7月に発行予定のマネジメント学部紀要をご覧ください。 |
|
|
|
長谷川直哉[編著]・宮崎正浩・村井秀樹・環境経営学会 統合思考・ESG投資研究会[著]
『統合思考とESG投資~長期的な企業価値創出メカニズムを求めて』
(文眞堂、2018年3月)が発刊されました。
環境経営学会の「統合思考と長期的価値創造騒動に関する研究委員会」(共同委員長:宮崎正浩・村井秀樹)の研究成果として研究会の有志が外部の専門家のご協力を得て本書が完成しました。私の執筆担当は第1章第2節「統合思考の論点:先行研究のレビュー」(pp.22-34.)です。 |
|
「生物多様性はなぜ経営課題か」がリスクマネジメントTODAY第107号に掲載されました
一般社団法人リスクマネジメント協会が発行する「リスクマネジメントTODAY第107号」(2018年3月15日発売)に[特集]「SGDs 新時代の競争戦略」の2番目の記事として私が依頼によって投稿した原稿が掲載されました。
宮崎正浩(2018)「生物多様性はなぜ経営課題か」『リスクマネジメントTODAY』第107号、pp.9-11.
|
環境経営学会誌に基調講演原稿が掲載されました
環境経営学会誌「サステイナブルマネジメント」第17巻(2018年3月)に2017年11月の同学会の秋季大会にて行った基調講演原稿「持続可能性経営と企業業績との関係をどう考えるか―持続可能なバリューチェーンについての実証分析―」(pp.38-45)が掲載されました。
|
これ以前の活動は下記へ
2017年の活動
2016年の活動
2015年の活動
2014年の活動
2013年の活動
2012年の活動
2011年の活動
2010年の活動
2009年の活動